【迫り来る狂気】『シャイニング』が不朽の名作といわれるのは唯一無二の要素がつまったホラー映画だから-不朽の名作映画 eiga-meiga

【迫り来る狂気】『シャイニング』が不朽の名作といわれるのは唯一無二の要素がつまったホラー映画だから

シャイニングの写真
引用元:https://www.theguardian.com/film/2020/mar/25/the-shining-ive-never-seen-kubrick

唯一無二の要素がつまったホラー映画の名作と名高いスタンリー・キューブリック監督作品の「シャイニング」。不朽の名作であるポイントをあらすじや実際に観た人のレビューも交えて紹介します。

「シャイニング」のあらすじ

冬の間だけ閉鎖されるホテルに、管理人としての仕事を申し込んだ小説家のジャックは妻息子とともに移り住みます。そのホテルは以前管理人が家族をおので惨殺し自殺したことがある曰くつきのホテルであることを聞かされます。そのことを気にも止めないジャックに反して不思議な力を持つ息子のダニーの身の回りに次第に不可解なことが起きます。徐々に異変に気づく妻ウェンディ、そして次第にジャック自身の様子がおかしくなっていき…

「シャイニング」の基本情報

ジャンル ホラー、スリラー
公開年月 1980年
長さ 119分
監督 スタンリー・キューブリック
出演俳優 ジャック・ニコルソン、シェリー・デュヴァル、ダニー・ロイド、スキャットマン・クローザース、バリー・ネルソン、フィリップ・ストーン、ジョー・ターケル、アン・ジャクソン、トニー・バートン、バリー・デネン

「シャイニング」が不朽の名作であるポイントを3つに分けて解説!

1.ホラー映画の名作!スタンリー・キューブリック監督の独特の世界観

シャイニングの写真
引用元:https://www.theguardian.com/film/2020/mar/25/the-shining-ive-never-seen-kubrick

「シャイニング」の1番の特徴は、その独特の世界観にあるでしょう。スタンリー・キューブリック監督が演出する特有の不気味さは唯一無二であるといっても過言ではないでしょう。その不気味さを演出するために様々な仕掛けが施されています。例えば、作中のシーンにおいて左右対称のシーンが多数存在します。身の回りの生活の中では左右対称のものってほとんどないので、構造としての違和感として不気味さを感じられるような仕組みになっています。

管理人
あの有名な双子の姉妹の構図も左右対称ですよね

2.歴史に残る名シーンばかり!オマージュにも多数使われます

シャイニングの写真
引用元:https://www.theguardian.com/film/2020/may/23/the-shining-at-40-will-we-ever-fully-understand-what-it-all-means

「シャイニング」といえば名シーンがたくさんあることから様々なところでオマージュがされていることで有名です。映画のみならず音楽やテレビ番組などでオマージュと使われているのが目にします。「シャイニング」を観た後にオマージュシーンが使われているものを探す楽しさも出てくるでしょう。また、名シーンに加えて名セリフも多数出てくるのでチェックしてみるといいでしょう。

管理人
どのシーンも特徴的なのですぐオマージュだと気づくことができます!

3.スタンリー・キューブリック監督の徹底して追求した演技

シャイニングの写真
引用元:https://www.theguardian.com/film/2020/may/23/the-shining-at-40-will-we-ever-fully-understand-what-it-all-means

「シャイニング」ではスタンリー・キューブリック監督が最高の映像をとるために演者たちに極限の状態に追い込みます。同じシーンを何十回も取り直すことで究極のシーンを作ろうとしていました。主演のジャック・ニコルソンは大量の撮影で疲労が溜まっていき、狂気に厚みが増えていきました。また、主人公ジャックの妻ウェンディ役のシェリー・デュヴァルには、愚痴や叱責をわざと繰り返すことで追い込まれた人間というものを撮影したい狙いがあったそうです。演技というより人間のリアルな心情が撮影されている作品は他にはないでしょう。

管理人
演者たちの心身の消耗が見ている側にリアルに感じられます。

「シャイニング」のFilmarksの平均点数

評価:3.7/5.0

※2021年11月現在

(引用元:Filmarks

「シャイニング」を実際に見た人のレビュー

評価: 4.0
junkyさん

音楽、演者の仕草、表情かつインパクトのある映像から全てにおいて不気味。
時折挟まれるポップな感じも抑揚があり、いい意味で映画らしさというか、引き込まれた。
(引用元:Filmarks

評価: 5.0
たぬきさん

怖いけど気味悪い感じが観てて癖になる。
最近ホラー映画ちょいちょい観るようになったので他の作品と比較してみるとビックリさせて恐がらせるようなタイプでは無かったです。
それと制作されたのが1980年であるため、所々時代を感じさせるような演出がまた味があってとてもいいです。この映画で使われ始めた撮影方法などもあり有名な映画だけあるなーと感じました。
あとはこの映画の代名詞とも言えるポスターのニコルソンの邪悪な笑顔が目に焼き付くほどに素晴らしかった。
(引用元:Filmarks

評価: 4.3
Kさん

純粋にこの作品のファンなのでそれも踏まえてのスコアですが、とても細かくて音楽の不気味さもありとても好きです。
1回観ただけじゃ分からない事もあり、考察なんかも見ながら何回か観るとまた変わった面白さがあります。
(引用元:Filmarks

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