不朽の名作と名高い『ゴッドファーザー PART II』は、1974年に公開されたアメリカ映画です。この作品は、コルレオーネ家のドン、マイケル・コルレオーネの複雑な生活と、彼の父、ヴィトー・コルレオーネの若き日の物語を交錯させて描いています。権力、家族、裏切りといった重厚なテーマが巧みに織り交ぜられ、映画史に残る深い印象を観客に与えています。名作といわれる理由を3つのポイントに分けて解説します。また物語のあらすじや実際に観た人のレビューも紹介します。
「ゴッドファーザー2」のあらすじ
コルレオーネ家の現在のドン、マイケル・コルレオーネが、家族の権力と影響を拡大しようとする中での葛藤に苛まれる。マイケルはマフィアと家族の間で苦悩する一方、過去のヴィトーはどのようにしてファミリーのドンになったのか。権力、忠誠、家族の絆を描いた物語が始まる。
基本情報
ジャンル | ギャング・マフィア, ドラマ |
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公開年月 | 1970年代 |
長さ | 200分 |
監督 | フランシス・フォード・コッポラ |
出演俳優 | アル・パチーノ、ロバート・デュヴァル、ダイアン・キートン、ロバート・デ・ニーロ、ジョン・カザール、タリア・シャイア、マイケル・V・ガッツォ、リー・ストラスバーグ、ドミニク・チアニーゼ、ダニー・アイエロ、カーマイン・カリディ、G・D・スプラドリン、トム・ロスキー、リチャード・ブライト、アメリゴ・トッド、ジョー・スピネル、ガストーネ・モスキン、ジュゼッペ・シラート、モーガナ・キング/フランチェスカ・デ・サピオ、ブルーノ・カービー、ジェームス・ゴナリス、ソフィア・コッポラ、マリアンナ・ヒル、フランコ・シベロ、マリオ・コトーネ、サベリア・マゾーラ、レオポルド・トリエステ、トロイ・ドナヒュー、ジェームズ・カーン、ジャンニ・ルッソ、エイブ・ヴィゴダ/ジョン・アプレア |
「ゴッドファーザー2」が不朽の名作であるポイントを3つに分けて解説!
1. 重厚なファミリードラマの展開
引用元:https://filmforum.org/film/francis-ford-coppolas-godfather-part-ii-trilogy
『ゴッドファーザー PART II』は、コルレオーネ家の複雑な家族関係と、それに絡む権力闘争を描いた作品です。映画は、家族の絆、裏切り、権力への渇望といったテーマを深く掘り下げています。特に、家族のドンであるマイケル・コルレオーネの苦悩と、父ヴィトー・コルレオーネの若き日の姿が対比されることで、キャラクターの心理が複層的に展開され、観る者に深い印象を与えています。
2. 豪華俳優陣による圧巻の演技
引用元:https://filmforum.org/film/francis-ford-coppolas-godfather-part-ii-trilogy
アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロをはじめとする豪華なキャストが、各キャラクターに深みを与えています。特にパチーノの繊細かつ力強い演技は、マイケル・コルレオーネの葛藤をリアルに表現しており、映画の重要な要素となっています。デ・ニーロによるヴィトー・コルレオーネの若き日の演技も高く評価され、彼らの演技はこの映画を単なるギャング映画ではなく、深い人間ドラマへと昇華させています。
3. フランシス・フォード・コッポラの巧みな演出
引用元:https://www.britannica.com/topic/The-Godfather-Part-II
フランシス・フォード・コッポラ監督の緻密な演出は、『ゴッドファーザー PART II』の魅力の一つです。彼は、複雑に回想シーンと現在のシーンを行き来する物語を丁寧にわかりやすく扱っています。また、セリフではなくわずかな所作で登場人物の心理描写を表したり、マフィアならではの緊張感あるシーンの構築が見事で、映画史に残る作品として評価されています。
「ゴッドファーザー2」のFilmarksの平均点数
評価:4.1/5.0
※2024年1月現在
(引用元:Filmarks)
「ゴッドファーザー2」を実際に見た人のレビュー
渋っ……何これ神…
“ゴッドファーザー“ヴィトー・コルレオーネの生い立ち、成り上がっていく過程、そしてファミリーのドンとなったマイケルの苦悩の日々を対照的に描いていく構成があまりにも完璧過ぎる
最高傑作。
(引用元:Filmarks)
見応えあった
ヴィトが地位を築くまでが興味深い
最初ロバートデニーロって気づかなかった
ダンディなデニーロしか知らなかったけど若かりしデニーロかっこいい!!
人を惹きつける魅力
そしてアルパチーノの顔面どタイプすぎてたまに話が入ってこない
まだ、part3観てないけど早くもpart1から見直したい
(引用元:Filmarks)
シリーズ2作目。1作目に負けず劣らずこちらも傑作。マイケルの今と父親ヴィトーの過去が交互に描かれる事で、マイケルの家族に対してどこか苦悩している心境が分かりやすい。マイケルは相変わらず策士で、セリフが本当の意味なのかどうか観ていて騙されるし、どこまで予期しているのか底が知れない。マイケル役のアル・パチーノ、若きヴィトー役のロバート・デ・ニーロ共に圧倒的な演技と存在感。ラストの収め方も残酷さとマイケルの苦悩・切なさもあって素晴らしい終わり方。展開は1作目の方が好きだけど映像の色彩はこちらの方が好み。続編でこのクオリティーは凄すぎる。
(引用元:Filmarks)