マフィアの冷酷さと家族愛を描いた不朽の名作と名高い「ゴッドファーザー」。名作といわれる理由を3つのポイントに分けて解説します。また物語のあらすじや実際に観た人のレビューも紹介します。
あらすじ
アメリカのマフィアのボスとしてファミリーを率いるドン・コルレオーネ（マーロン・ブランド）。ドンはファミリーを大切にしファミリーもまたドンを慕っていた。ドンの三男であるマイケル（アル・パチーノ）はマフィアの世界とは離れ、ひとりまっとうな人生を送ろうとしていた。しかし、敵対するファミリーにドンが襲われ重傷を負った時、彼は復讐を決意する。
基本情報
| ジャンル | アクション、クライム、ギャング・マフィア |
|---|---|
| 公開年月 | 1972年 |
| 長さ | 175分 |
| 監督 | フランシス・フォード・コッポラ |
| 出演俳優 | マーロン・ブランド、アル・パチーノ、ジェームズ・カーン、ジョン・カザール、ダイアン・キートン、ロバート・デュヴァル、リチャード・カステラーノ、タリア・シャイア、スターリング・ヘイドン、ジョン・マーリー |
不朽の名作であるポイントを3つに分けて解説！
1.マフィアならではの冷酷だけど家族を愛する様
引用元：https://www.sbs.com.au/movies/article/2018/12/19/how-godfather-changed-cinema-forever
「ゴッドファーザー」の1番の特徴は、マフィア特有の冷酷な権力争いと家族愛を描いている点です。マフィアはファミリーを大きくするために常に権力争いを行います。そのためにはファミリー同士で取引を行ったり、時には暗殺だって行います。作中には冷酷さを感じるシーンが随所にあり、マフィア特有の雰囲気を醸し出しています。
しかしそれはファミリー、つまり家族を守るため。マフィアは人一倍家族というものを大事にしています。例えば物語の中でも、ファミリーの結婚式をファミリー全体で盛大に祝う場面が描写されていたりします。その中でもファミリーのボス、ドン・コルレオーネ（マーロン・ブランド）は「家族を大事にしない男は男じゃない」というほどファミリーを大切にして、ファミリー全員から慕われています。そういった家族愛を感じられるのも見どころの一つです。
2.誰が裏切り者？数多くの登場人物と巧妙な関係性が特徴！
引用元：https://www.sbs.com.au/movies/article/2018/12/19/how-godfather-changed-cinema-forever
「ゴッドファーザー」は数多くの登場人物が存在します。ファミリーの兄弟が何人登場したり、敵対組織や警察側などの登場人物が多数出演します。登場人物の多さから初見では誰が誰かを完璧に理解するのは難しいといわれるほど。その数多い登場人物の中で、ファミリー内に敵対組織のスパイがいることがわかり、誰がスパイなのかを探す楽しみも存在します。多くの登場人物がいるのですがその一人一人の個性が際立って描かれているのもポイントです。
3.マフィア特有の哀愁を表現する美しい音楽の数々
引用元：https://www.sbs.com.au/movies/article/2018/12/19/how-godfather-changed-cinema-forever
「ゴッドファーザー」の作中には様々な音楽が流れます。場面によって変わる音楽がマフィアの雰囲気を奥深く演出しています。特に有名なのが「ゴッドファーザー 愛のテーマ」。誰もが聞いたことある超有名曲です。そのメロディはマフィア発祥の地シチリア島のイメージと完璧にマッチしています。作中でもありますが哀愁漂うメロディとシチリアの風景がマフィアの雰囲気をさらに強調させました。
Filmarksの平均点数
評価：4.1/5.0
※2021年11月現在
（引用元：Filmarks）
実際に観た人のレビュー
名作中の名作の一つ。マフィアという特殊過ぎる環境の中で語られるのはお爺さん、息子、孫まで繋がる壮大な家族の物語。一部の隙も無い画面作りに絶妙の編集。出演者たちの熱演合戦。流れる音楽は名曲ばかり。僕は年一回の鑑賞を続けて幾年月。これからも観ていきます。
（引用元：Filmarks）
『家庭を大切にしない男は男じゃない』
オススメされたけど3時間もあるし、ギャングものだしどーしようか悩んでたけど、もっと早く観とけばよかった！！！
人情味溢れる親父、、渋い、、
ダンディな男たちに流れる音楽の一つ一つ、、渋い、、
続きが気になりすぎる
（引用元：Filmarks）
不朽の名作。
どこがどう面白いとか、見どころとかそんな簡単に言葉では言い表せない傑作でした。
マフィアの世界の闘争、駆け引き、世代交代など、緊張感ある描写もある一方、マフィアだろうと家族を大切にする人間味もありヒューマンドラマでもある。
人生の壮大なドラマを見てるようで3時間あっというまだった。
若きアルパチーノが凄い。
アルパチーノが演じるマイケルは、マフィアのボスの三男。
彼はマフィアではなく堅気として過ごしていて、優しい青年だったが、ある事件をきっかけに復讐に燃えてマフィアになってのし上がっていく。その頃には目つきが変わり貫禄が出ている。
やはり名優の演技ってすげぇな、と思った作品でした。
（引用元：Filmarks）
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