不朽の名作と名高い『プラダを着た悪魔』は、ファッション業界を舞台にしたドラマです。大学を卒業したばかりのアンドレアが、有名ファッション雑誌の編集長ミランダのアシスタントとして働き始める物語。ファッションの世界での成功と個人的な価値観との葛藤を描いています。メリル・ストリープとアン・ハサウェイの名演技が光るこの作品は、現代社会の仕事観や女性のキャリアを考えさせられる内容です。名作といわれる理由を3つのポイントに分けて解説します。また物語のあらすじや実際に観た人のレビューも紹介します。
「プラダを着た悪魔」のあらすじ
ファッション業界に夢見たアンドレアが、ファッション雑誌に入社。厳しい編集長ミランダの下で働くことに。しかし、業界の現実とプライベートの均衡を求めていく中、やがて困難に直面するーー。
ジャンル | ドラマ, コメディ |
---|---|
公開年月 | 2000年代 |
長さ | 109分 |
監督 | デヴィッド・フランケル |
出演俳優 | メリル・ストリープ, アン・ハサウェイ, エミリー・ブラント, スタンリー・トゥッチ, サイモン・ベイカー, アドリアン・グルニエ |
「プラダを着た悪魔」が不朽の名作であるポイントを3つに分けて解説!
1.主人公アンドレアの仕事への向き合い方に共感
引用元:https://theamag.com/7360/culture/16-years-later-and-the-devil-wears-prada-is-still-influential/#
映画「プラダを着た悪魔」は、主人公アンドレアの仕事への向き合い方の葛藤を巧みに描いています。主人公アンドレアがファッション雑誌の厳しい世界で成長していく様子は、20代の女性たちにとって特に共感を呼ぶポイント。キャリアを築く過程での挑戦と、個人的な幸せを見つける旅は、現代を生きる私たちの姿を映しています。この物語は、自分自身のキャリアとプライベートの間で揺れるすべての女性にとって、大きな意味を持つと言えます。
2.メリル・ストリープの圧巻の演技
引用元:https://www.biography.com/movies-tv/the-devil-wears-prada-movie-facts
メリル・ストリープの演じるミランダ・プリーストリーは、映画「プラダを着た悪魔」の中で最も印象的なキャラクターの一つです。彼女の演技は、厳しい中でどこか憧れの存在として20代の若い女性たちの心を捉えます。ファッション界の頂点に君臨する彼女の姿は、強さと脆さ、威厳と孤独を同時に表現しており、これらの複雑な感情を見事に演じています。メリル・ストリープの圧巻の演技は、映画を見る上での大きな魅力となっているのです。
3.ファッション業界のリアルな描写
引用元:https://www.telegraph.co.uk/fashion/style/devil-wears-prada-shows-just-far-fashion-industry-has-come-2010s/
この映画は、ファッション業界の華やかさとその裏に潜む現実を巧みに描き出しています。業界の魅力的な側面と同時に、競争の激しさや厳しい現実も描かれており、20代の女性たちにとっては新しい視点で業界を理解することができるでしょう。ファッションに対する深い愛情と情熱が、映画の各シーンから伝わってきます。
「プラダを着た悪魔」のFilmarksの平均点数
評価:4.1/5.0
※2024年1月現在
(引用元:Filmarks)
「プラダを着た悪魔」を実際に見た人のレビュー
ファッションに興味がない女の子が一流のファッション業界に片足突っ込む話。
最初は普通だったアンディの服装が徐々に、オシャレになっていく描写は見ていて爽快だった。
仕事よりも優先しなければならない時が来るとこの映画は教えてくれた。(仕事したことないけど)
(引用元:Filmarks)
仕事と人生の関わりをリアルかつ鮮やかに描けていた素敵な作品。
ファッション誌業界を描く作品でアン・ハサウェイのファッションはとにかく素敵だった。
演技に関してはアン・ハサウェイはもちろんだったがミランダ役のメリル・ストリープの演技が細かくて個人的には圧巻。
かなりオススメの一作品でした。
(引用元:Filmarks)
社会人5年目くらいの時に何度も見た。なんで何度も見たのか、その時は単純に「都会で頑張る女性たちを見ていると、何故だか明日も頑張れるきがしてくる」程度にしか感じていなかった。
それからさらに5年たった現在、ふと、自分なりの、この作品の魅力に気づいたので記録。それは、この映画ではミランダやナイジェルのような歳を重ねた人々の方が、年食ったベテランジジババじゃなく、選ばれし者にしか出せないような強く美しい存在として描写がされていることが、この映画における「人生かけて追及し続ける人間のカッコよさ」要素になっているんだと思いました。
肉体的にも美貌にも恵まれている筈の若いアシスタント達は常にぼろぼろになりながら必死に働く姿が描かれるわけですが、それだけだと「働く人生」観としては弱い。
(引用元:Filmarks)