【怖い?】映画『タクシードライバー』時代が生んだ狂気は止まることはない、衝撃の名作-不朽の名作映画 eiga-meiga

【怖い?】映画『タクシードライバー』時代が生んだ狂気は止まらない、暴力と怒りの名作

タクシードライバーの写真
引用元:https://poweritems.com.mx/nota/2020-03-18/critica-taxi-driver-1976

名作と名高いロバートデニーロ主演の「タクシードライバー」。人間の内なる狂気をテーマにした作品。どこが面白いポイントかを3つの理由に分けて解説します。また物語のあらすじや実際に観た人のレビューも紹介します。

あらすじ

元軍人でベトナム戦争から帰還したトラヴィスは、タクシードライバーとしてニューヨークの街で働いている。社会の不条理さから苛立ちと寂しさを感じていたトラヴィスであったが、大統領候補の選挙事務所に勤める女性をデートをするも失敗に終わる。やがて、トラヴィスの中の内なる狂気が動き始めるのであった。

基本情報

ジャンル サスペンスクライムスリラー
公開年月 1976年
長さ 114分
監督 マーティン・スコセッシ
出演俳優 ロバート・デ・ニーロ、シビル・シェパード、ピーター・ボイル、ジョディ・フォスター、アルバート・ブルックス、ハーヴェイ・カイテル、ジョー・スピネル、マーティン・スコセッシ、ダイアン・アボット、ヴィクター・アルゴ

名作ポイントを3つに分けて解説!

1.人間が誰しも持つ狂気を、思う存分に

タクシードライバーの写真
引用元:https://thecinemaholic.com/taxi-driver/

「タクシードライバー」が1番の特徴は、人間が本来兼ね備えている狂気をふんだんに表現している点です。主人公であるトラヴィスはベトナム戦争から帰還した元軍人で、戦争の影響で不眠症に悩まされています。そのトラヴィスはタクシードライバーとして生活していくことになりますが、兵役をしていた頃と違い、憂鬱とした日々や孤独の寂しさから、自分の承認欲求がふつふつと募っていきます。そういった内なる負の感情は誰しも持っているわけですが、それを目一杯に表現したのが「タクシードライバー」であり、名作と表されている理由の一つです。

管理人
狂気を演じたロバート・デ・ニーロに怖いものはない

2.舞台は、混沌とした雰囲気が漂う1970年代アメリカ

タクシードライバーの写真
引用元:https://thecinemaholic.com/taxi-driver/
「タクシードライバー」の見どころの1つで、1970年代のアメリカの情勢を表現している点です。その当時のニューヨークの発展した綺麗な街並みがある一方、夜になるとネオン街に生活するポン引きや売春婦がいたりと、同じ街が見せる表情が異なる様子が印象的です。つまり、70年代のアメリカが、善と悪が表裏一体として存在していることを見事に表現しています。実際に、主人公のトラヴィスの行動も、善と悪が入り混じった、厳密にいうと、善と悪の区別がついていないような行動につながっていくのです。

管理人
薄暗くて泥臭いタクシードライバーという仕事も、煌びやかなニューヨークの街並みに欠かせない存在だったのです

3.ロバート・デ・ニーロ×マーティンスコセッシ監督のタッグ作品

タクシードライバーの写真
引用元:https://thecinemaholic.com/taxi-driver/
「タクシードライバー」はロバート・デ・ニーロとマーティンスコセッシ監督のタッグで制作されています。50年以上もこの二人はタッグを組んでおり、ほかにも「キングオブコメディ 」「レイジング・ブル」「グッドフェローズ」などがあげられます。そのなかでも人間の狂気を描いた作品として評価が高いのが本作品です。「タクシードライバー」を見終えたら他のタッグ作品に挑戦してみてはいかがでしょうか?

管理人
二人のタッグ作品の中でも、メッセージ性が強い作品だと言えます。

平均点数

評価:3.8/5.0

※2021年11月現在

(引用元:Filmarks

実際に観た人のレビュー

評価: 3.5
ブラウンカンさん

“誰しもが持つ闇”
タクシードライバーがあるきっかけで奇行してしまう物語
名作洋画で有名な作品。
1976年とだいぶ前の作品に驚き。そして主役が若かりしのロバートデニーロ。
映画『ジョーカー』とテーマやストーリーが似ていた。
社会に馴染めず、あるきっかけで凶悪な行動に出てしまう狂人を描いた。ストーリーでは、悪人を殺し事件解決したことで主人公が英雄扱いになったが、少し違えば凶悪犯罪になっていた。怖いのが、この可能性を人間誰しもが持っているということ。
世間から相手されず、注目を浴びようとやらかしてしまう。そういう事件って日本でもある。
ロバートデニーロの笑う表情とかは、昔から同じなんだなぁってところも見えたり。
1970年代のアメリカを見れたのも良かった。
(引用元:Filmarks

評価: 4.1
カニチャーハンさん

マーティンスコセッシ監督の映画で、不朽の名作、教科書的存在の映画です。
社会に蔓延る閉塞感と、ベトナム帰還兵の心の闇を抱えたデニーロの演技、BGMが絶妙。
(引用元:Filmarks

評価: 5.0
Nanaさん

ロバート・デ・ニーロといえばの作品。
音楽と映像の組み合わせも最高ですが
トラビスの変化がやっぱり最高。
そして、ジョディ・フォスターがまたキュートなのにセクシーで。
(引用元:Filmarks

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