スリラー×ミュージカルが融合した名作と名高いがジョニー・デップ主演の「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」。名作といわれる理由を3つのポイントに分けて解説します。また物語のあらすじや実際に観た人のレビューも紹介します。
「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」のあらすじ
19世紀のロンドン。15年前に身に覚えのない罪に問われ、その首謀者に妻子を奪われた男、スウィーニー・トッド。理髪師としてロンドンで再開した理髪店で、狂気と怒りに満ち溢れたトッドの復讐劇が始まる。
「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」の基本情報
ジャンル | ミュージカル、スリラー |
---|---|
公開年月 | 2007年 |
長さ | 117分 |
監督 | ティム・バートン |
出演俳優 | ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アラン・リックマン、ティモシー・スポール、サシャ・バロン・コーエン、ジェイミー・キャンベル・バウアー、ローラ・ミシェル・ケリー、ジェイン・ワイズナー、エド・サンダース、ジョディー・ハルゼ |
「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」が不朽の名作であるポイントを3つに分けて解説!
1.こんなミュージカル映画見たことない!不気味さを歌で演出
引用元:https://bookstr.com/article/sweeney-todd-the-stud-of-fleet-street/
「スウィーニー・トッド」の1番の特徴は、不気味さ×ミュージカルの融合です。ミュージカル映画の内容ってほとんどがポジティブなものが多いところ、この映画は全体として暗いです。舞台は19世紀のロンドンで陰湿的な雰囲気が漂う中、ジョニー・デップ演じるスウィーニー・トッドが狂気の道を走っていくのですが、彼のミュージカルの歌が絶妙に不気味さを加速させています。ミュージカル映画でここまで不気味さを演出しているものはないと言っていいでしょう。
2.生半可ではないグロさ!
引用元:https://screenrant.com/sweeney-todd-tim-burton-johnny-depp-facts/
作中でこれほどまでに出血シーンがでてきます。そうです。めちゃくちゃにグロいのです。しかし、それにも意味があります。全体として映画のトーンは白黒で暗い印象です。一方でグロいシーンなどで流れる赤い血は鮮やかであり、両者が美しい対比として描かれています。その対比が物語に単調さをなくし、物語に厚みを持たせています。そういった両極端のシーンを意識してみると面白いかもしれません。しかし、決して食事中には見ないようにしましょう。笑
3.ティム・バートン×ジョニー・デップのタッグ作
引用元:https://screenrant.com/sweeney-todd-tim-burton-johnny-depp-facts/
本作はティム・バートン監督とジョニー・デップのタッグ作品です。今までにもタッグを組んだ作品は多く、他にも「シザーハンズ」「スリーピーホロウ」「チャーリーとチョコレート工場」などがあります。彼らのタッグ作品特有の雰囲気を感じることができますが、本作品もその雰囲気を強く感じられます。彼らのタッグ作品をこれから見たいと思っている方には、最初の1本としても十分におすすめできる作品です。
「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」のFilmarksの平均点数
評価:3.3/5.0
※2021年10月現在
(引用元:Filmarks)
「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」を実際に見た人のレビュー
イギリス19世紀の連続殺人理髪師スウィーニー・トッドを描いた怪奇小説をティム・バートンがミュージカル映画化
ジョニー・デップが本作で初めて歌声を披露しミュージカル・コメディ部門で主演男優賞を受賞する程に見事演じ切った
理髪師としても始末方法もそこまでグロテスクではなく少しコミカルで芸術的タッチで描いていくのは実にティム・バートンらしい
(引用元:Filmarks)
ティムバートンの世界観とスウィーニートッドは合うなぁ
グロテスクで残虐そのものだけど色彩が美しく大好きな作品
音楽も良かった
(引用元:Filmarks)
残酷描写やグロテスクな映像と美しい歌が混在している。ジョアンナの独唱が可愛くて儚げで好き。観るのに精神力を使うので、あまり見返せない。
(引用元:Filmarks)