公開から30年、名作「スタンド・バイ・ミー」。少年時代にしか経験できない友情をテーマ。なぜ傑作といわれているかを3つのポイントに分けて解説します。
名作ポイントを3つに分けて解説!
1.少年の頃にしか経験できない友情を感じれる作品
引用元:http://designofluna.blogspot.com/2013/06/stand-by-me.html
「スタンド・バイ・ミー」の最大の特徴は、物語が”少年時代の懐かしい友情”をテーマにしていることです。少年の頃は純粋に気の合う友達だけと仲良くできることでしょう。しかし大人になるとそういうわけにもいかず、純粋に気が合うってだけで仲良くなるのはとても難しくなります。「スタンド・バイ・ミー」では一夏の冒険を通して、少年時代の友情は当たり前ではなく、あの時しか経験できないものだったことに気づかせてくれる作品です。観た人それぞれの誰しも戻りたいあの頃の友情を思い出させてくれる唯一無二の作品です。
2.少年時代に感じるコンプレックスと大人たちへの不満
引用元:http://designofluna.blogspot.com/2013/06/stand-by-me.html
「スタンド・バイ・ミー」は大きな見どころとしてあげられるのが、子供特有の悩みを映し出している点です。主人公の仲間全員に何かしらの悩みを持っています。例えばゴーディはなんでも兄と比べられる毎日に悩んでいたり、クリスは不安定な家庭環境に苦しんでいたり…。そういった悩みを冒険を通してどう向き合って対応していくのかが大きな見どころになります。
3.”ちょっと背伸びした”少年たちだけの冒険ストーリー
引用元:http://designofluna.blogspot.com/2013/06/stand-by-me.html
「スタンド・バイ・ミー」は、少年たちだけで冒険するというワクワクが詰まった映画といえるでしょう。。大人の力も借りずに仲間四人で連日冒険に出かけるというのは、全男の子が憧れることです。途中でトラブルが起きててんやわんやしたり、夜にはくだらない話をしあったり、まさに冒険です。観た人は登場人物たちに感情移入して冒険を擬似体験することができます。そういったワクワク感が詰まった作品でもあります。
あらすじ
小説作家のゴーディは「弁護士のクリス・チェンバース刺殺される」という記事を見ると、遠い過去の日々を思い出すのであった。時は遡り1959年。アメリカの田舎町に育った12歳のゴーディは仲の良い友人であるクリス、テディ、バーンと遊ぶ日々を過ごしていた。ある日、バーンはここ数日行方不明になっている少年が列車に轢かれたという情報を仲間の三人に伝えた。死体を発見すれば有名になれるとわくわくした4人は、死体探しのため冒険にでかけるのであった。
基本情報
ジャンル | サスペンス、ドラマ、アドベンチャー |
---|---|
公開年月 | 1987年 |
長さ | 89分 |
監督 | ロブ・ライナー |
出演俳優 | ウィル・ウィートン、リヴァー・フェニックス、コリー・フェルドマン、ジェリー・オコンネル、キーファー・サザーランド、ケイシー・シマーシュコ、ゲイリー・ライリー、ブラッドリー・グレッグ、ジェイソン・オリヴァー、マーシャル・ベル |
平均点数
評価:4.0/5.0
※2021年12月現在
(引用元:Filmarks)
実際に観た人のレビュー
子供のころにこれを見たとき、退屈だなあと思った。全然記憶に残ってない。
けれど大人になり、いわゆるイイ年になって再度これをみて。そしたら普段揺れない場所の感情がぐらぐら揺さぶられた。
もしこれをまだ若い時に見たのなら、数十年後に見返してほしい。
言葉にできないあの感情は、決して若い時には味わえないものだろうから。
(引用元:Filmarks)
短尺で割とさっぱりとした感じだが、見終わってからくる余韻が胸を打つ。
名作フィルターをかけずとも、色褪せない少年時代の記憶を重ね合わせてしまうような哀愁が漂っていてじんわりと思い出してしまうような作品だった。
(引用元:Filmarks)
こういう映画を名作って呼ぶのだろう。
死体を見つけるまでの焦りや不安のドキドキと短期間で成長し続ける少年達の勇敢さ…どこをとっても美しい作品だ。
特にクリス役のリヴァーフェニックスは歴代トップレベルのビジュアルの良さだと個人的に思う。カッコイイ。大好き。だから洋画はやめられない。
何年経っても色褪せない作品でした!!( ˘͈ ᵕ ˘͈ )
(引用元:Filmarks)
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