【実話かフィクションか?】『スリーパーズ』豪華キャスト陣が揃った名作-不朽の名作映画 eiga-meiga

【実話かフィクションか?】『スリーパーズ』豪華キャスト陣が揃った名作

スリーパーズの写真
引用元:https://www.cubemagazine.it/sleepers-stasera-in-tv-rete4-trama-curiosita/

1997年公開ブラッドピッドやロバートデニーロ出演の名作「スリーパーズ」。刑務所で行われた暴力が実話だったのかそれともフィクションであるのかが物議を醸した作品。名作ポイントを解説します。

名作ポイントを3つに分けて解説!

1.それぞれ別の道を進んだ男たちの友情を描いた作品

スリーパーズの写真
引用元:https://www.backtothemovies.com/sleepers-1996-review/

「スリーパーズ」は少年時代と大人時代の二部構成となっています。少年時代に悪事を重ねた4人の主人公グループですが、ある事件をきっかけに刑務所で入ることになり、そこでは看守からの暴行を受けることになります。月日は経ち仲間は職業も過去の出来事への向き合い方も全く違うような大人になっていきます。別々の道を進んだとしても変わらない男の友情を表現しています。どこか切なく魅力的な作品に仕上がっています。

管理人
刑務所を出ても悪事を辞めなかったり、できるだけ事件のことを忘れようとしたり、事件に対する向き合い方もそれぞれで違います。

2.豪華なハリウッド俳優が多数出演!

スリーパーズの写真
引用元:https://www.theaceblackblog.com/2012/05/movie-review-sleepers-1996.html

「スリーパーズ」は豪華な俳優が出演していることもポイント。主人公グループ4人にはブラッドピッドやブラッド・レンフロが演じていたり、悪事ばかりする4人を気にかける神父をロバートデニーロが演じています。さらに「レインマン」でも有名なダスティン・ホフマンも出演。そして注目なのが少年たちに暴行を振るう看守の1人を演じたケヴィン・ベーコン。かなりの悪役っぷりを演じていて憎たらしさを感じさせる役柄になっています。

管理人
特に印象的な登場人物はブラッドピッド。片手でタバコを吸うシーンがあるのですが、渋くてカッコ良すぎました。

3.実話かフィクションか?

スリーパーズの写真
引用元:https://www.comingsoon.it/film/sleepers/34807/recensione/

「スリーパーズ」は実話かフィクションをもとにされたのかが物議を醸しています。原作者や監督は実話であることを明言していますが、少年院側や検察局も実際にそのような事例はなかったと真っ向から否定しています。実際に起きていたとしたらかなり悲惨な事件ですが、実際に起きていてもおかしくないことです。完全にフィクションと言い切れないないのも物語の解釈をさらに考えるきっかけになります。

管理人
暴行の度合いがかなり悲惨で全体として重い雰囲気が漂うことから、ダーク版”スタンドバイミー”ともいえるほど

基本情報

ジャンル ドラマ、クライム
公開年月 1997年
長さ 147分
監督 バリー・レヴィンソン
出演俳優 ジェイソン・パトリック、ブラッド・ピット、ロン・エルダード、ビリー・クラダップ、ロバート・デ・ニーロ、ダスティン・ホフマン、ケヴィン・ベーコン、ヴィットリオ・ガスマン、ミニー・ドライヴァー、ジョー・ペリノ

あらすじ

マフィアの抗争が激しい街、ヘルズキッチン。そんな街に住む4人の少年は日々悪事を繰り返して過ごしていた。しかし、ある日の事件を境に4人は少年院に入ることになる。そこで彼らは看守たちから非常な暴力を受ける日々が待っていたのである。そして時は過ぎ14年後、彼らはある日を境に復讐のために動き出すのであった。

平均点数

評価:3.7/5.0

※2022年1月現在

(引用元:Filmarks

実際に観た人のレビュー

評価: 3.6
ひろたつさん

ブラッド・ピットやロバート・デ・ニーロ、ダスティン・ホフマンなど超豪華な俳優陣による復讐劇
当時はまだこのキャストを組んでも予算に都合がついたと考えると恐ろしい
それぞれが素晴らしい味を出していてすでに風格がある
物語としても過去と現在とでざっくり二部構成になっていてわかりやすかった
(引用元:Filmarks

評価: 3.7
がーひーさん

単なる法廷ドラマに留まらない人間模様が圧倒的なキャスティングで繰り広げられた映画であった。熱い友情と同時に、どこかノスタルジックな寂しさも感じられて中々の秀作だと思う。
やっぱり、ケヴィンベーコン悪役いいね!
(引用元:Filmarks

評価: 3.6
しいちと猫さん

四人組の少年時代と大人になってからを描いたストーリーの映画。
豪華な俳優陣と練られたストーリーで2時間越えの長丁場でも飽きや長さを感じませんでした。
ある夏の暴走した悪ふざけがその後の人生を大きく変えてしまう。不可逆的な人生の残酷さがよく描かれていました。ケヴィン・ベーコンの憎たらしい演技は見物です。
この作品より後に作られた作品ですが、ケヴィン・ベーコンが出ていたり、ストーリーに似ている部分があったりとミスティックリバーを思い出すような作品でした。
(引用元:Filmarks

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