【豪華キャスト】『パルプフィクション』映画史に残るおしゃれな名シーンが脳裏に焼きつく名作

個性あふれる登場人物のやりとりが見どころの名作。クエンティン・タランティーノ監督作品の第二作目となる「パルプフィクション」。物語のあらすじ、実際に観た人のレビュー、名作であるポイントについて紹介していきます。

あらすじ

盗まれたトランクを取り戻そうとする二人組のギャング、レストランを強盗を計画するカップル、ボクシングの八百長試合で金を受け取るボクサーなどの個性あふれる登場人物のストーリーが続く。やがてそれぞれの登場人物のストーリーが交差し始める。

登場人物と出演俳優を詳しく解説！

ジョン・トラボルタ（ヴィンセント・ベガ役）

引用元：https://www.sportskeeda.com/esports/gta-6-vincent-vega-pulp-fiction-comes-life-new-fan-art

所属するギャングのボス、マーセルスの部下。最近までオランダのアムステルダムに行っていたが、マーセルスの仲間になった。気が短くすぐに冷静さを失う彼だが、ボスの命令には絶対だと信じ、臆病な一面も見せる。相棒のジュールスとともに黒いスーツに黒いネクタイをして、髪はオールバックにして決め込んでいる。

1954年生まれのジョントラボルタは、「パルプフィクション」以前に「サタデーナイトフィーバー」（1978）や「グリース」（1978）などに出演しています。特に「サタデーナイトフィーバー」のダンスシーンを本作で披露するなど、かっこよさと可愛らしさを表現できる俳優です。「パルプフィクション」以降は、「ヘアスプレー」（2007）ではなんと女性役を演じたり、ディズニーアニメ映画「ボルト」（2008）では声優を務めたりと、マルチな才能を持っています。

サミュエル・L・ジャクソン（ジュールス・ウィンフィールド役）

引用元：https://www.looper.com/264796/how-pulp-fiction-lied-to-you-about-samuel-jacksons-character/

相棒のヴィンセントと同じくマーセルスの部下であるジュールス。気が短いヴィンセントとは違いどんな状況でも冷静であり、殺しをする際に旧約聖書の一部分を朗読して殺す姿は冷酷さを感じられる。ヴィンセントと同じ黒のスーツと黒のネクタイをつけて殺し屋を続けている。

演じているのはサミュエル・L・ジャクソン。彼は本作以前には「グッドフェローズ」（1990）や「ジュラシック・パーク」（1993）などに個性的なキャラとして出演しました。それ以降にも様々さな作品に出演。「アベンジャーズ」シリーズや「スターウォーズ」シリーズにも多岐にわたり出演しています。特にクエンティン・タランティーノ監督作品にも常連であり、「ジャンゴ　繋がれざる者」（2012）では黒人奴隷をする白人の家主に仕える執事として名演技が光りました。

ユア・サーマン（ミア・ウォレス役）

引用元：https://www.criterion.com/current/posts/919-pulp-fiction

ヴィンセントやジュールスのボスであるマーセルスの妻。黒髪のボブヘアーの姿は淡麗で美しく、映画のジャケットにもあるタバコをくわえてベッドに横たわっている姿はとても印象的。日常的にドラックを使用している一面もある。

演じているのはユア・サーマン。きれいな顔立ちとショートヘアスタイルの彼女ですが、本作以降はクエンティン・タランティーノ監督作品である「キル・ビル」（2003）に主演を務めています。その際には黒髪ではなく、金髪の美女として出演しています。

ブルース・ウィリス(ブッチ・クーリッジ役)

引用元：https://movies.mxdwn.com/news/john-travolta-and-bruce-willis-reuniting-for-first-time-since-pulp-fiction-on-action-film-paradise-city/

引退を決意したボクサーであり、マーセルスに賄賂で八百長試合をするように指示される。ボクサーとしての腕は一流だが、勝機に恵まれずなかなか成績を残せないでいた。
演じるのはアクション界のレジェンド、ブルース・ウィルス。いつもはひょうきんで陽気なキャラを演じることが多い彼ですが、本作では冴えないボクサーとしていつもと異なる演技を見せています。本作以降では、「アルマゲドン」（1998）や「シックスセンス」（1999）など数々の名作で名演技を見せています。

まだ観たことない人も必見！映画史に残る名シーンを紹介

「パルプフィクション」には様々な名シーンが存在しますが、その中でも管理人が厳選した名シーンをご紹介します。

名シーン：ジョン・トラボルタとユア・サーマンのツイストダンスシーン

引用元：https://screenrant.com/pulp-fiction-movie-story-chronological-order/
やはりこれが一番の名シーンです。レストランに入店したヴィンセント（ジョン・トラボルタ）とボスの妻であるミア（ユア・サーマン）は、一緒にツイスト・ダンスコンテストに参加することに。ださかっこよくもセクシーさも感じられる二人のダンスシーンは映画史に残る名シーンだと言えます。

管理人が厳選！名作ポイント3選

1.登場人物たちが絶妙に交錯する物語

引用元：https://screenrant.com/pulp-fiction-movie-story-chronological-order/

「パルプフィクション」の最大の特徴として、様々な登場人物に焦点を当てたいくつものストーリーが展開されていくことです。主人公が異なる短編小説をつなぎ合わせたような物語となっています。しかし、後半になるにつれて登場人物が互いに出会い、物語に影響を及ぼし合っていくので、絶妙なストーリー展開だと言えます。

本作の長さは157分と映画の中でも比較的長い方だと言えますが、それぞれの登場人物のストーリーに分かれているので長さを感じずにみやすい映画だと言えます。

2.個性あふれる、愛おしいキャラクターたち

引用元：https://screenrant.com/pulp-fiction-movie-story-chronological-order/

「パルプフィクション」では、様々な登場人物がでてきます。二人組のギャングを演じるのはジョン・トラボルタとサミュエル・L・ジャクソン。その二人のやりとりが陽気でみていて心が躍ります。
そのほかにもブルースウィルス演じるボクサーの生真面目さやタランティーノ監督が自身が演じるキャラクターなど見どころ満載です。

3.タランティーノ監督がふんだんに盛り込んだオマージュの数々

引用元：https://screenrant.com/pulp-fiction-movie-story-chronological-order/

物語の終盤でブルース・ウィルス演じるボクサーが武器屋の中から武器を選ぶシーンがあります。その中でハンマー、バット、チェーンソー、日本刀の順で選んでいきます。そのチョイスはタランティーノ監督が好きな映画を元ネタとしているそうです。

• 「ハンマー」→『13日の金曜日PART2』
• 「バッド」→『ワイルド・タウン/英雄伝説』
• 「チェーンソー」→『悪魔のいけにえ』
• 「日本刀」→『ザ・ヤクザ』

ほかにも様々なオマージュシーンなどがあり、みた後には調べてみて元ネタ映画を見てみるのも一つの楽しみですね。

「パルプフィクション」のFilmarksの平均点数

評価：4.0/5.0

※２０２１年１０月現在
（引用元：Filmarks）

実際に観た人のレビュー

基本情報