1999年公開のアメリカ映画「ファイト・クラブ」。
映画好きの方なら誰しもこの印象的なジャケットを見たことがあるのではないでしょうか。
名前からしてアクションやボクサーの話のなのかな?と思うかもしれませんが、内容は全く違います。
個性あるキャラクターや人間の本質に迫ったストーリーは観た人の心を鷲掴み。
そんなファイトクラブの名シーンも交えて魅力を解説します。
また物語のあらすじや実際に観た人のレビューも紹介します。
あらすじ
自動車会社のリコール担当として働く主人公の「僕(エドワード・ノートン)」は退屈な日々を過ごす中で不眠症に悩まされていた。精神科医の勧めで癌患者のセラピーに参加したのだが、そこで似たような境遇にいるマーラ(ヘレナ・ボナム=カーター)と出会う。そして飛行機で出会ったタイラー・ダーデン(ブラッド・ピット)とともに男同士が素手で殴り合う”ファイトクラブ”を設立する。次第にクラブの規模は大きくなり、物語はよからぬ方向に進んでいく。
基本情報
ジャンル | ドラマ |
---|---|
公開年月 | 1999年 |
長さ | 139分 |
監督 | デヴィッド・フィンチャー |
出演俳優 | エドワード・ノートン、ブラッド・ピット、ヘレナ・ボナム=カーター、ミート・ローフ、ジャレッド・レトー、ザック・グルニエ、ピーター・イアカンジェロ、デヴィッド・アンドリュース、リッチモンド・アークエット、アイオン・ベイリー |
名作ポイントを3つに分けて解説!
1.暴力映画じゃない!”生きている”実感を感じる名作
引用元:https://www.denofgeek.com/movies/the-difficult-history-of-david-finchers-fight-club/
「ファイト・クラブ」の最大の特徴は、本来人間が持つ「生きている」感覚とは何かを表現した作品であることです。主人公の2人は、夜な夜な素手で殴り合う会員制のクラブ、”ファイトクラブ”を設立します。そこで描かれる生々しい男の汗と闘争本能剥き出しの描写は、つい見入ってしまうほどの迫力。ただの暴力主義の話ではなく、現代の物質主義である現代社会と決別する男たちという姿が描かれています。
2.エドワード・ノートン×ブラッド・ピットの熱演!
引用元:https://www.theguardian.com/film/2019/oct/15/fight-club-at-20-the-prescience-and-power-of-david-finchers-drama
「ファイト・クラブ」の見どころの一つとして、主演エドワード・ノートンとブラッド・ピットの迫真の演技があります。エドワード・ノートン演じる「僕」という主人公は、そこらへんにいそうな普通のような生活を送っています。そういった現代の社会の一部となっているキャラクターを演じるのは繊細な演技力が必要だと言えるでしょう。また、ブラッド・ピットの演じるタイラー・ダーデンはワイルドな役柄で見事な演技を見せています。その2人が繰り広げるやりとりはどのシーンも見応えがあるシーンばかりです。
3.ラストのどんでん返し!前半に散りばめられた伏線の数々
引用元:https://www.digitec.ch/en/page/fight-club-more-than-senseless-violence-12268
「ファイト・クラブ」の忘れていはいけない名作ポイントは、物語のどんでん返しにあります。ネタバレになるので詳しくは紹介することはできませんが、観た人をあっと驚すような、劇的な結末があります。そして、その伏線が物語の要所要所で散りばめられているのが秀逸な点。どこに伏線が隠されていたのか、気になって2回目も観てしまう人が多数いるほど、伏線がすごいと有名な作品です。
管理人が選んだ名シーンを紹介!
映画「ファイトクラブ」には様々な名シーンが存在しますが、その中でも管理人が厳選した名シーンをご紹介します。
名シーン:タイラーと僕が初めて殴り合うシーン
引用元:https://www.quora.com/Why-dont-fist-fights-in-movies-look-anything-like-fistfights-in-real-life-Do-any-movies-have-realistic-fist-fights-I-m-talking-about-the-random-weaving-and-chaotic-swings-you-see-in-street-fights
ある晩、タイラーが僕に向かって「力いっぱい おれを殴ってくれ」と言います。最初は困惑し拒否する僕ですが、不慣れな手つきでタイラーを殴ります。耳を殴られ痛がるタイラーでしたが、その後に逆に僕を殴ります。互いに痛みあう二人が何かのスイッチが入ったようにそのまま殴り合いを始めます。一度殴り合えばスイッチが入って本性が出てくる様子は人、間としての本能を描いているようで、とても見応えがあります。
平均点数
評価:4.0/5.0
※2021年11月現在
(引用元:Filmarks)
実際に観た人のレビュー
なんと22年ぶりの劇場鑑賞!
公開当時は日比谷映画劇場で鑑賞しました。
OPから震えるほどカッコ良い。
もう何度観たことでしょう。
自身を覚醒させる極上の一作。
なんども観てるけど大スクリーンは景色が全く違う!
#2021劇場鑑賞k
(引用元:Filmarks)
ただただ男同士が殴り合う脳筋映画と思って観てたから、最後にいい意味で完全に期待を裏切られた。
しっかりと伏線がはられてるところもポイント高い。
(引用元:Filmarks)
タイトル通りの内容かと予想してましたが、そうではなかったですね!20年以上前の作品とは思えないくらい違和感なかったです。抱えてる問題は変わらないのかな…
当時は時代背景もあり物議を醸したようですけど納得しました。いずれにしてもまた観たい作品です。
(引用元:Filmarks)
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