【渋さ感じる名作】『ジャンゴ繋がれざる者』黒人奴隷の西部劇でハラハラする駆け引きを

西部劇と黒人奴隷をテーマにしたタランティーノ監督作品「ジャンゴ 繋がれざる者」。名作といわれる理由を3つのポイントに分けて解説します。また物語のあらすじや実際に観た人のレビューも紹介します。

あらすじ

舞台は南北戦争が目前に迫ったアメリカ南部。妻を奪われた奴隷のジャンゴは、賞金稼ぎのドイツ人シュルツとの出会いによって自由の身に。ジャンゴの実力を認めたシュルツは、2人で賞金稼ぎをすることになる。そこで、ジャンゴの生き別れとなった妻を取り戻すべく、妻がいる農園に潜入するのであったが…

基本情報

不朽の名作であるポイントを3つに分けて解説！

1.西部劇×黒人奴隷×タランティーノ監督=とんでもない名作

引用元：https://screenrant.com/django-unchained-jamie-foxx-best-hero-calvin-candie-leonardo-dicaprio-worst-antagonist/

「ジャンゴ 繋がれざる者」の1番の特徴は、タランティーノ監督が西部劇と黒人奴隷のテーマに挑戦した事でしょう。タランティーノ監督は一生のうちに、10本の映画しか作らないと公言しています。その中の1本に入り込むほど、黒人奴隷の西部劇を描きたかったのでしょう。
タランティーノ監督作品の特徴である、重要ではない会話をだらだらと続かせたり、一方でド派手な豪快なアクションシーンなど、随所にタランティーノ節が炸裂。そこに黒人奴隷のテーマらしい冷酷でシビアな場面や、西部劇ので緊迫した場面が合わさって、独特の作品に仕上がっています。

2.名優ばかりの完璧布陣！見応えのあるシーンの連続

引用元：https://screenrant.com/django-unchained-jamie-foxx-best-hero-calvin-candie-leonardo-dicaprio-worst-antagonist/

タランティーノ監督作品で毎回話題になるのは、その豪華な出演俳優陣。「ジャンゴ 繋がれざる者」でも名優たちの素晴らしい演技が光ります。主人公コンビのジェイミー・フォックスとクリストフ・ヴァルツのコンビの掛け合いが絶妙にマッチして見ものです。
そしてなんと言っても注目したいのが、レオナルド・ディカプリオ。今作では悪役を演じた彼ですが、名悪役と言っても過言ではないほどの迫力です。あるシーンでディカプリオが怒って机を叩くシーンがあるのですが、演技の熱がこもりすぎて、手に怪我をして流血してしまったのです。しかし、ディカプリオは怪我に気にすることなく、そのまま演技を続行したというエピソードがあります。

3.時には目を覆いたくなるようなシーンも！クセの強さが刺激的

引用元：https://screenrant.com/django-unchained-jamie-foxx-best-hero-calvin-candie-leonardo-dicaprio-worst-antagonist/
「ジャンゴ 繋がれざる者」ではタランティーノ監督お馴染みのアクションシーンが描かれています。特に黒人奴隷を扱っていることから残虐な拷問や処刑のシーンがあります。また、銃撃戦のシーンではこれでもかというほどの流血のオンパレード。これがタランティーノ監督らしさであり、刺激的な作品を見てスカッとしたい方にはぜひおすすめです。

Filmarksの平均点数

評価：4.0/5.0

※2021年11月現在

（引用元：Filmarks）

「ジャンゴ 繋がれざる者」を実際に見た人のレビュー