原点的なホラー要素を堪能することができるホラー映画の金字塔と呼ばれる「悪魔のいけにえ」。他のホラー映画と違って今もなお不朽の名作と語り継がれる理由について、ストーリーのあらすじ、実際に観た人のレビュー、不朽の名作であるポイントについて紹介していきます。
名作ポイントを3つに分けて解説!
1.原点的なホラー要素を堪能することができる
引用元:https://screenagewasteland.com/the-texas-chain-saw-massacre-1974-review/
「悪魔のいけにえ」の最大の魅力ポイントは、原点的なホラー要素が満載である点です。ホラー映画の金字塔といわれるだけあり、ホラー映画のセオリーにのっとったシーンが満載です。例えば、不気味な家に恐る恐る入ってみたらちゃんとチェンソーマンに襲われたり、主人公のグループが1人ずつ襲われていく描写など、ホラー映画の教科書を見ているような感覚です。
そこには特別なアクションシーンや不自然なCGなどの変なひねりはありません。どのシーンもホラー映画のお手本を見ているようで、不朽の名作と言うに値するでしょう。
2.独特の不気味さ
引用元:https://medium.com/
ホラー的なストーリーの展開の仕方は、ホラー映画の王道と言えるような構成となっています。しかし、それぞれ個々のシーンの描写は他のホラー映画とは一線を画しているものが多い印象。恐怖を演出しているシーンでは、襲われている人自身の目をドアップにしたり、作品全体を通して怖さよりも不気味さを演出していることから、「悪魔のいけにえ」独特の味わい深さを感じることができます。
3.ストーリーの伏線とテンポ感が心地いい
引用元:https://medium.com/
地味に重要な点として「悪魔のいけにえ」は一見単調なストーリーに思われますが、そのテンポ感はだれることはなく、物語後半には見事に伏線が回収されます。ボリュームのある内容を87分と短い時間に納めているのが、不朽の名作と言えるポイントでしょう。なぜなら前述したとおり、「悪魔のいけにえ」が全体を通して絶えず不気味さを演じているからだといえます。他のホラー映画では、起承転結で脅かす山場のようなものを作っている場合が多いです。それに比べて「悪魔のいけにえ」は全体を通して断続的にホラー感を感じられ、それでいてストーリーもテンポよく進み飽きさせないのは作品のクオリティの高さが伺えます。
管理人が選んだ名シーンを紹介!
「悪魔のいけにえ」には様々な名シーンが存在しますが、その中でも管理人が厳選した名シーンをご紹介します。
名シーン:レザーフェイスが若者女性パムを襲うシーン
引用元:https://www.horreur.quebec/les-realisateurs-du-reboot-de-the-texas-chain-saw-massacre-sont-renvoyes-en-pleine-production/
選んだのはレザーフェイスが若者グループの一人である女性のパムを襲うシーンです。パムの恋人であるカークは民家を訪れ、レザーフェイスに襲われてしまいます。その後をたどってパムも民家に入り、レザーフェイスに襲われるのですが、その圧倒的体格差が見ものなのです。恐怖で一生懸命に逃げようとするパムですが、「あ、これは絶対無理」と観ている人に思わせるほどの力の差を見せつけられます。そして捕まったパムはレザーフェイスにある場所につれていかれ、とんでもないことをされることになります…ここからは実際に自分の目で見ることをおすすめします!笑
平均点数
評価:3.6/5.0
※2021年10月現在
(引用元:Filmarks)
実際に観た人のレビュー
近年の全てのホラー映画に影響を与えたと言われる本作品。
なんといっても特徴的なのは劇中にBGMが1つも使われていないという事。
さまざまなSEを組み合わせて作られた音は気持ち悪さや不気味さを増幅させている。
(引用元:Filmarks)
昔の映画ということもあり、所々演出に違和感は感じるもののサイコファミリーの狂気や標的の慟哭、骨をふんだんに敷き詰めた造形など思わずゾクリとする要素が満載!😳
ラストは最早芸術的で清々しい…。🙄
多くのホラー映画に影響を与えるのもわかる🤔
🎥ランクB+
(引用元:Filmarks)
突拍子もない恐怖と人肉食家族の非倫理性
70年代に低予算で制作された本作は後のホラーに影響を与えた。むしろ過酷な環境下での撮影が生々しい恐れをあぶり出した。
レザーフェイスはチェーンソーを振り回し片割れは完全に常軌を逸した素振りで不安を煽る。しかし、どこかともなく彼ら自身も黒幕の父親に怯えているように感じた。殺しを娯楽としてというより強いられた行為として捉えられた。
意外にも残虐なシーンが直接描かれることは少なく、視聴者の想像力に補われてる。
(引用元:Filmarks)
あらすじ
祖父の墓が荒らされたかもしれないと聞いたサリー(マリリン・バーンズ)は、下半身不随の弟フランクリン(ポール・A・パーテイン)と一緒に友人たちと調査に出かける。実家の古い農家に立ち寄った彼らは、隣家に狂気の殺人集団が住んでいることを知ることになる。人肌のマスクを被ったチェーンソー使いのレザーフェイス(ガンナー・ハンセン)に次々と襲われる中、生存者たちの逃走劇が始まる。
基本情報
ジャンル | ホラー |
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公開年月 | 1974年 |
長さ | 83分 |
監督 | トビー・フーパー |
出演俳優 | マリリン・バーンズ、アレン・ダンジガー、ポール・A・パーテイン、ウィリアム・ヴェイル、テリー・マクミン、エドウィン・ニール、ジム・シードウ、ガンナー・ハンセン、ジョン・ドゥガン |
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