人生で一度は観ておくべき驚愕な結末が描かれた名作と名高い「セブン」。ブラッド・ピット・モーガン・フリーマン主演の本作品は緻密に計算して作られたストーリーが高評価を得ている。名作といわれる理由を3つのポイントに分けて解説します。また物語のあらすじや実際に観た人のレビューも紹介します。
名作ポイントを3つに分けて解説！
1.あまりにも話題になったラストシーン！一度は見ておきたい驚愕の結末
引用元：https://www.cinemablend.com/news/2555927/seven-behind-the-scenes-facts-about-david-finchers-1995-thriller
「セブン」の一番の特徴は、なんといってもそのラストシーンにあります。あまりにも衝撃的なラストは映画史に衝撃を与えました。観た人の感想では「記憶をなくしてからもう一度見たい」「後味が悪い映画」など、観た人によって賛否が分かれる結末になっています。ここまで長年話題に上がるほどの衝撃のラストを一度観てみることをおすすめします。
2.キリスト教における七つの大罪をテーマにした作品
引用元：https://www.cinemablend.com/news/2555927/seven-behind-the-scenes-facts-about-david-finchers-1995-thriller
「セブン」の見どころの一つとして、物語をキリスト教の七つの大罪をテーマにしていることです。七つの大罪とは、人間が行う罪の根源と考えられている七つの罪のことです。それぞれの罪が重い順に「嫉妬」「高慢」「怠惰」「憤怒」「強欲」「肉欲」「暴食」であり、事件の犯人はこの罪に沿った殺人を進めていきます。なぜ犯人は連続殺人を犯しているのかという動機も注目のポイントです。また、七つの罪ごとに殺害方法を変えているため、物によってはめちゃくちゃグロい殺され方をされるので、苦手な方は注意です。
3.重たく暗い雰囲気の演出が絶妙
引用元：https://www.cinemablend.com/news/2555927/seven-behind-the-scenes-facts-about-david-finchers-1995-thriller
「セブン」の大きな特徴として、作品全体としての暗い雰囲気があります。物語の舞台はニューヨーク。字面だけ見ると華やかな街を想像しますが、実際には犯罪も多発し、人間の憎悪がまみれている都市を演出。そんな街が持つ「汚さ」「暗さ」を作中の至るところに散りばめているのが上手です。作中を通して雨のシーンが多かったり、殺害現場の部屋の”リアルさ”が不気味な雰囲気を感じられます。
あらすじ
定年退職まであと七日に迫ったベテラン刑事のサマセット（モーガン・フリーマン）は、新米刑事のミルズと一緒に不可解に事件を担当することになる。やがて二人はその事件がキリスト教の七つの大罪に沿った連続猟奇殺人であることに気が付く。
基本情報
| ジャンル | サスペンス、ミステリー |
|---|---|
| 公開年月 | 1996年 |
| 長さ | 126分 |
| 監督 | デヴィッド・フィンチャー |
| 出演俳優 | ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン、グウィネス・パルトロー、ジョン・C・マッギンレー、リチャード・ラウンドトゥリー、R・リー・アーメイ、マーク・ブーン・ジュニア、ダニエル・ザカパ、アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー、ジョン・カッシーニ |
平均点数
評価：4.0/5.0
※2021年12月現在
（引用元：Filmarks）
実際に観た人のレビュー
連続殺人が起きる度に主人公、そして我々観客の心をもえぐる作品
作中の連続殺人犯のセリフにもあったように、殺人を犯した人だけに”罪”があるのか、日常に潜む小さな”罪”とそれを見逃して生きている人には”罪”はないのかという問いに対して主人公同様私自身もこの問いに対して何も答えられません。
（引用元：Filmarks）
「七つの大罪」がテーマのサイコスリラー映画。名作と言われてるだけあって、演出も演技も設定も何もかも最高だった👏🏻
R指定とかないはずなのに、割とグロいし、死に方が全員強烈だった（笑）最初が1番エグい、、
胸糞映画なのは確かだけど、後味の悪さを超えるくらいストーリーが本当に面白い。気付いたら2時間経ってた。
（引用元：Filmarks）
楽しかったです。
画角が終始狭く、引きの情報が少ない中全く飽きませんでした。
通常だと情報全てを見せて説明をしたくなるところを、絵面の狭さで不安を誘う演出は見事。
ストーリー展開は途中から見えてきましたが、展開はわかっていても役者の一挙一動でドラマが新鮮な物になっていたので何も問題ありませんでした。名作と言われる意味がわかりました。
（引用元：Filmarks）
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