ひたむきに夢を追いかける少年と周囲の大人のやりとりを描いた名作と語り継がれる映画「遠い空の向こうに」。物語のあらすじ、実際に観た人のレビュー、不朽の名作であるポイントについて紹介していきます。
あらすじ
ジョン・ヒッカム（クリス・クーパー）はウェスト・バージニア州の炭鉱夫で、自分の仕事を愛し、息子のジム（スコット・マイルズ）とホーマー（ジェイク・ギレンホール）に跡を継がせることを期待している。しかし、ジムはフットボールの奨学金を得ている一方、主人公ホーマーは空を横切るスプートニク1号を見てロケット科学に興味を持つ。ホーマーは友人や親身になってくれる先生（ローラ・ダーン）の助けを借りてロケットを作り始めるが、そこには数々の困難が待ち構えているのであった。
基本情報
| ジャンル | ヒューマンドラマ・実話 |
|---|---|
| 公開年月 | 2000年 |
| 長さ | 108分 |
| 監督 | ジョー・ジョンストン |
| 出演俳優 | ジェイク・ギレンホール、クリス・クーパー、ローラ・ダーン、クリス・オーウェン、ウィリアム・リー・スコット、チャド・リンドバーグ、ナタリー・キャナディ、スコット・マイルズ |
名作ポイントを3つに分けて解説！
1.親子それぞれの想いをぶつけ合う
引用元：http://filmicreviews.blogspot.com/2009/04/film-review-october-sky-1999.html
「遠い空の向こうに」の大きなポイントは、父と息子のやりとりでしょう。炭鉱に働くことに生涯を捧げている父とロシアの人工衛星を見てから夢を志す息子の2人の対比が印象的。物語が進んでいく上で、2人の心情の変化や成長の過程が見どころになります。ラストシーンの2人のやりとりは親子映画における名作と大いに感じさせるシーンなので必見です。
2.ローラ・ダーン演じるライリー先生の熱演！
引用元：http://filmicreviews.blogspot.com/2009/04/film-review-october-sky-1999.html
物語のキーパーソンとなるライリー先生。彼女は夢を追いかけるホーマーにとって大きな存在でした。進むべき道に迷うホーマーに対し、そばで寄り添い理解してあげる、これができるってなかなか難しいことです。どんなに主人公が露頭に迷っても信じ続ける先生の存在が、ホーマーにとってどれほどの心の支えだったかは計り知れません。
3.実話が基になったストーリー
引用元：http://filmicreviews.blogspot.com/2009/04/film-review-october-sky-1999.html
「遠い空の向こうに」は元NASA技術者のホーマー・ヒッカムの実話が基になっている作品です。NASAといえば世界最高峰の宇宙機関。主人公はロケットの実験に何度も失敗しても諦めずに実験を続けていきます。彼のあきらめない姿に勇気をもらいました。
平均点数
評価：4.2/5.0
※２０２１年１０月現在
（引用元：Filmarks）
実際に観た人のレビュー
1957年10月ソ連から打ち上げられた人類初の人工衛星を見たアメリカ合衆国ウエスト・ヴァージニアの小さな炭坑の町の高校生4人が、ロケット作りに挑戦する。
実話を基にした作品。
主人公を支える母や学校の先生、町の人の温かさがよかった。
最後の打ち上げシーンが特に良く、自然と涙が出てきた。
とても綺麗な映画。また観たい。
（引用元：Filmarks）
漫画のような実話を元にした作品。環境に屈せず仲間と共にロケット製作に奮闘する姿と家族愛に心打たれた。炭鉱に命をかける父も渋くてカッコ良かった。
（引用元：Filmarks）
夢を追いかける人々の背中を押すような映画。将来の選択は自身の興味や周囲の環境などに左右されるが、最終的な決定権は自分自身にある。田舎で育ち、炭鉱業を引き継ぐという人生のレールが敷かれたような人々でも夢を持ち、自由に生きる権利がある。葛藤のあった両親だけでなく友達、先生、陰ながら応援してくれた村人の存在も大きく、ステキな愛で溢れていました。
非常に良い映画でした！やっぱり夢を諦めない人はカッコいい。観終わってから実話と知って非常に驚きました。生きる活力になります。
（引用元：Filmarks）
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