『her/世界でひとつの彼女』|不朽の名作映画を探そう。-不朽の名作映画 eiga-meiga

『her/世界でひとつの彼女』|不朽の名作映画を探そう。

her/世界でひとつの彼女の写真
引用元:https://foothilldragonpress.org/15433/arts-and-entertainment/tv-movies/her-award-winning-and-awkward/

近未来のロサンゼルスでのAIと人間の恋愛模様を描いた「her/世界でひとつの彼女」。不朽の名作といわれるほどの評価を得ている作品ですが、物語のあらすじ、実際に観た人のレビュー、不朽の名作であるポイントについて紹介していきます。

あらすじ

舞台は近未来のロサンゼル。長年連れ添った妻と別れたセオドア(ホアキン・フェニックス)は、人工知能型OSの“サマンサ”(スカーレット・ヨハンソン)に出会う。OSとは思えないほど人間味あふれるサマンサに次第にセオドアは惹かれ、やがて互いに恋に落ちていく。セオドアはサマンサのいる生活はかけがえのないものであり、生きる気力を与えてくれる。しかし、次第に二人の状況は思いもよらない方向に進んでいく。

基本情報

ジャンル 恋愛、SF
公開年月 2013年
長さ 120分
監督 スパイク・ジョーンズ
出演俳優 ホアキン・フェニックス、スカーレット・ヨハンソン、エイミー・アダムス、ルーニー・マーラ、オリヴィア・ワイルド、クリス・プラット、ポーシャ・ダブルデイ、サム・ジェーガー、ルカ・ジョーンズ、キャサリン・ボシェール

名作ポイントを3つに分けて解説!

1.こんな恋愛見たことない!人間とAIのラブストーリー

her/世界でひとつの彼女の写真
引用元:https://screenrant.com/her-movie-ending-explained-theodore-samantha-os-meaning/

「her/世界でひとつの彼女」での1番の目玉は、物語の設定にあるでしょう。ホアキン・フェニックス演じるセオドアが恋に落ちるのは、なんと人工知能型OS。スカーレット・ヨハンソンが声だけを演じるの“サマンサ“とホアキンの恋に落ちていくさまは今までに見たことのないような映像ばかりです。例えば、サマンサが入っている機器をセオドアが持ち運んで旅行したり、朝起きてから寝るまで通話しています。

なにがすごいって恋愛しているシーンに違和感が少ないことです。まるで生身の人間同士がデートしているような雰囲気があり、実際に見た人の中にも「近い将来こうなるかもしれない」「現実味を感じる」との感想が多く見受けられました。ロボットと人間の恋愛はありがちかもしれませんが、ここまでリアルに恋模様を表現している作品はほかにみたことがありません。

管理人
未来の当たり前を描いているのかもしれません…!

2.”声”だけだからこその切なさを見事に表現

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引用元:https://screenrant.com/her-movie-ending-explained-theodore-samantha-os-meaning/

「her/世界でひとつの彼女」が不朽の名作である所以は、”声”にあります。“サマンサ“は人工知能型OSです。ですのでロボットのように体はなく、”声”だけでしかありません。どんなに頑張ろうとも触れることができない関係は恋愛をしている側にとっては最大の障壁です。OSなので読んだらすぐに声は聞こえますが、一生生身として会って触れ合うことはできないのです。その矛盾さが切なさを感じさせ見る人を魅了していきます。

管理人
そんな二人がなんとか工夫する様にも注目です

3.スカーレット・ヨハンソンの熱演

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引用元:https://screenrant.com/her-movie-ending-explained-theodore-samantha-os-meaning/

「her/世界でひとつの彼女」で重要な役なのが、スカーレット・ヨハンソンが声だけを演じるた人工知能“サマンサ“。彼女がAIということは、可愛らしさも出しつつも、コンピュータならではの賢さの両方も演じる必要があり難しい役所です。スカーレット・ヨハンソンはその役を見事にやってのけ、観た人の多くはサマンサに愛嬌を感じます。そしてそれぞれに自分自身がイメージした女性の像をサマンサに当てはめることができているのです。目を閉じればそこに可愛らしく愛嬌のあるサマンサを浮かべることができる、そんな演技をスカーレット・ヨハンソンはこなしていて、まさに名演といえるでしょう。

管理人
サマンサの愛くるしさがAIであるという事実を忘れさせました

平均点数

3.6/5.0

※2021年10月現在

(引用元:Filmarks

実際に観た人のレビュー

評価: 4.7
秘密さん

静かな夜に観たい映画。スカーレット・ヨハンソンのあのハスキーボイスも愛しいしそれぞれの感情も全てが綺麗。愛に溢れているけど悲しくて切なくてギュッて胸を掴まれてしまった。愛の形はほんとうに様々で直接触れ合える関係じゃなくてもこうして育まれていく様子がとても美しく思う。彼の住んでいる場所や環境もお洒落、ポスターも素敵だし何もかもが洗練されてて美しい映画。
(引用元:Filmarks

評価: 4.5
ユウトさん

寂しい時に観る作品
人と居るのは凄く疲れるけど孤独なのは少し寂しいから誰かと話したいと思うとAIがそういう役割してくれたら良いなって思う時が時々ある
Siriに話し掛けてた謎な時期もあったので好きな作品です
(引用元:Filmarks

評価: 4.0
むらさきさん

今までに観たことのないような設定で飽きずに見られたし、映像というか世界観がとてもきれいで好きな切ない作品。
(引用元:Filmarks